不条理ホラーの天才作家、待望の長編上下巻!
ある日、高校のトイレで気絶していたユウタが目を覚ますと、 平凡だったはずの日常が一変、校舎全体が黒い壁で覆われていた。 原因不明の状況下で、生きていた仲間は10人。脱出する方法は見当たらない。 太陽の光はなく、携帯電話の電波も通じないこの場所で、クラスメイトたちの極限生活が始まる――。